固定資産税が増加するリフォームについての注意点

固定資産税が増加するリフォームについての注意点
固定資産税が増加する可能性があるリフォームにはいくつかのケースがあります。
例えば、建物の一部を解体して骨組みだけにするリフォームを行った場合、固定資産税が増えることがあります。
なぜならば、固定資産税の評価は建物の土地の定着性、外気分断性、用途性の3つの要素に基づいて行われるからです。
建物が解体されると、これらの要素のいずれかが失われる可能性があります。
そのため、骨組みだけになった場合は再評価が行われ、固定資産税が増加する可能性があります。
参考ページ：不動産購入 税金 リフォームを行うと固定資産税が上がる？詳しく解説
固定資産税が減少するリフォームについての注意点
一方、固定資産税が減少する可能性があるリフォームも存在します。
たとえば、住宅のエネルギー効率を改善するリフォームを行った場合、固定資産税が減額されることがあります。
固定資産税の評価には、建物の品質や価値を考慮する要素が含まれますが、エネルギー効率の向上は建物の価値を高める要素の一つです。
そのため、エネルギー効率が改善されることによって建物の価値が上昇し、固定資産税が削減される可能性があります。
建物を全て解体し、再建築する場合の固定資産税の影響
建物の内装を全て取り除き、骨組みだけにするリフォームは、固定資産税の評価が再建築後の状態で行われるため、固定資産税が増加する可能性があります。
同様に、増築工事を行って建物の面積が大きくなる場合も、固定資産税が上昇します。
したがって、建物を全て解体し、再建築する場合は固定資産税の増加に注意が必要です。